Vol.54:傾聴のトレーニング

五感をフル活用した「傾聴」…

  

  

どの様に意識すれば良いの?

トレーニングはできるの?

  

  

まずは「傾聴」への意識を上げる。

これをベースにおいて、

医師が話をしている時に、次は何を

話そうか質問しようかと考えないこと。

  

実践してみると分かりますが、

これがもの凄く難しい。

  

医師との対話でもそうですが、

社内会議での対応、

上司・同僚との対話、

家族やパートナーとの話の中でも

自然とやってしまう脳に刷り込まれた

反応なのです。

  

  

私自身もトレーニングしています。

  

いろいろな方々との対話の中で、

「あっ、今、次話そうとしていること

考えた!」 と意識しています。

  

  

これまでの意識を止めることで、

意識の隙間ができます。

  

その分を医師の言葉への集中と

表情や感情、周囲の動き、雰囲気の

変化を感じ取ることに使います。

  

今まで、対話だけに集中していたものが

医師と自分、二人を取り巻く環境や

雰囲気が俯瞰的に見える様になると

思いませんか?

  

そうすると、気付きも増えますよね。

  

その気付きは、医師との共通した

気付きでもあるので、二人の距離感も

狭まります。

  

  

良い事ばかり…。

  

  

とにかく、次に何を言おうか考えずに

聴き続けることです。

  

  

是非、やってみて下さい。

物の見え方が変わります。

  

  

それでは、また。

  

 

  

Eagle Heart Association

副代表  西村 卓

作成者: 西村 卓

大学院修了後、MRとして内資製薬企業に入社し、4年後に外資製薬企業に転職。  MR職としては、新人からラインマネージャーに昇格するまでの全期間で大学を担当し、東大病院は9年担当。 ラインマネージャー昇格後は、3地域で計11年の所長職を経験。 所長職の途中、1年間、本社営業戦略部門で業務も経験。 現在は医療施設の事務長として勤務しつつ、キャリアコンサルタントとしてのコンサル対応、人材育成や開発、転職サポートを行っています。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です