信頼関係を構築するには…
当然、対話が必要で
その場では好奇心にもとづく質問が
ポイントになります。
前々回、好奇心にもとづいた質問は
相手に意識の広がりを持たせ
かつ、深く探求させる力がある…
多くのことを思い起こさす様な質問に
つながる… と書きました。
では、普通の質問と好奇心にもとづく
質問で何が異なるのか?
まずは実例で…
① 「あなたの趣味は何ですか?」
② 「あなたの趣味は、あなたの生活に
何をもたらしますか?」
① は良く耳にする普通の質問で
情報収集型の質問です。
私だったら、「ベンチプレス」と即答。
現代社会において、私たちは ① の様に
答えを導き出すような具体的な質問を
投げ掛け、情報収集すること鍛えられ
多用してきました。
そしてこの様な質問に対して、具体的な
「正解」があると学んできました。
学校のテストで、設問に対して
正解を出し評価されることと同じこと。
一方、② の様な質問では、即答できず
自身のより深いところに意識が行き
理由の探求や内省につながる…
これが好奇心にもとづく質問です。
で、私の回答は…
即答できずに、深い所に入って行って
いろいろと考えて、
「即答できないほどの、多くの事」
みなさんも実際に回答してみて下さい。
思考する深さが全く違うことに
気が付くと思います。
それでは、また。
Eagle Heart Association
副代表 西村 卓