Vol.181:変化

MR の方の転職支援をしていて

気付いたこと。

  

  

転職に向けての「意識変化」が

始まっている???

  

  

年代や状況によって違うのかも

しれませんが、バリバリ仕事をしていて

社内の評価も高くて、

この先しばらくは安泰と思える方でも、

勤務地優先、家族との同居を優先して

転職を考えている方が増えているかも…

  

中には、40代前半で会社から将来を

期待されている MR の方で、

現年収から大幅に下げて、探している

方もいらっしゃいます。

   

  

その人の価値観によるでしょ?

 

   

まぁ、そうかもしれませんね~。

  

ただ、条件の優先順位を変えないと

MR を継続できないと判断されている

もの事実。

   

  

客観的に見て、将来 MR を続けたい

と思ったら、収入や企業規模優先は

早めに切り捨てて、職種にのみ

フォーカスを当てるべきだと思います。

  

  

現に、メーカーの採用情報を見ていて

通期で MR の募集が掛かっている

企業はほとんどありません。

  

たまに出てくるのは、

新薬発売による新組織立ち上げ、

ベンチャーや外資の新規参入…

  

新薬発売と言っても、希少疾病の

ケースが大半ですが…

  

  

オンコロジー、イムノロジーを

代表とする領域 MR も以前に比べて、

かなり優位性が下がっている様な

感じがしています。

  

  

本社関連、研究・開発、製造の案件は

以前と変わらずいっぱいあるのですが…

  

  

こんなところにも「時代の変化」を

感じざるを得ません。

  

  

それでは、また。

  

  

  

西村 卓

(S-POWER HRコンサル 代表)

作成者: 西村 卓

大学院修了後、MRとして内資製薬企業に入社し、4年後に外資製薬企業に転職。  MR職としては、新人からラインマネージャーに昇格するまでの全期間で大学を担当し、東大病院は9年担当。 ラインマネージャー昇格後は、3地域で計11年の所長職を経験。 所長職の途中、1年間、本社営業戦略部門で業務も経験。 現在は医療施設の事務長として勤務しつつ、キャリアコンサルタントとしてのコンサル対応、人材育成や開発、転職サポートを行っています。

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