前回、MRの数に関して書きました。
MR全体の数は減少していますが
コントラクトMRの数は増えてます。
日本CSO協会に加盟している
5社で、前年比6.2%増 3600人強も
いるそうです。
CSOとして登録されている会社は
全部で14社ありますが、
22年版の「MR白書」によると
コントラクトMR数は3948人
ですから、協会加盟5社で全体の
9割を占めている状況です。
ちなみに、このデータは、昨年10月
時点の物ですから、その後の
早期手上げ ⇒ CSOへの転職を
考えると、現状ではさらに増えていると
予想できます。
コントラクトMRを活用する企業数も
増えていて、155社で過去最多。
新興バイオファーマやヘルスケア業界
での活用が拡がっているとのこと。
ヘルスケア業界には、医療機器や
診断薬企業、医療機関等も含まれており
コントラクトMR活用の裾野はかなり
広がっている様です。
一方、資本の側面から見てみると
内資メーカーでは活用が減少
外資メーカーでは増加…
企業規模から見ると
内資の減少は大手の影響が大きく、
外資では規模に関わらず活用度が
上がっています。
いまでこそ、コントラクトMRの存在が
当たり前になっていますが、
コントラクトMRが誕生してから
まだ25年しか経っていません。
私がMRになった時には
存在していなかったんだと思うと
時代の変化を感じざるを得ません…
それでは、また。
西村 卓
キャリアコンサルタント:23004788
株式会社WEEC シニアコンサルタント
S-POWER HRコンサル 代表