自己概念の中には、仕事や職業に
関する「職業的自己概念」があって
職業選択を通じて、自己概念を
実現するもの。
私たちが、仕事から得られる満足度は
その人が自己概念をどれほど
実現できたか、言い換えると
どれほど自己実現できたかの
程度に比例します。
この職業的自己概念は、職業選択や
職場での適応プロセスで変化し、
その結果は職業的発達に影響します。
なんのこっちゃ? と思われた方も
いらっしゃるかもしれませんね。
自己認知があって、それが組織化
されたものが自己概念。
その中で、仕事や職業に関わる部分が
職業的自己概念。
そして、職業選択や職場に適応する
ことを繰り返すことで職業的発達が
進むと言うことです。
自己概念の中には、肯定的な物と
否定的な物があって、だれもが
両方を持っています。
肯定的な自己概念は、積極的に行動
させる原動力になり、次のステップや
経験したことのない課題や変化に
対しても積極的に関わる動機付けの
パワーになります。
一方、否定的な自己概念は
自信をなくしたり、自尊感情を低下
させるので、変化に対しては拒否、
未知な物には恐怖が湧き、行動は
消極的になり、意欲も低くなります。
だから何?
自己概念が不明確であったり、低いと
職業選択が不適切や不満足になって
しまう可能性があると言うこと。
故に、自己概念は仕事をする上でも
めちゃくちゃ大切だと言うことです。
これ以上続けると、嫌われそう
だから、ここでおしまい!!
それでは、また。
西村 卓
(S-POWER HRコンサル 代表)