Vol.216:New ニューノーマルな稼働

前回、MR 数が大幅減少する企業では

担当エリアが 2~3 倍の広さになると

書きました。

  

今回は、そこから予測されることを

書きたいと思います。

  

  

担当エリアが広くなれば、担当施設数も

多くなります。

  

多くの企業では、ターゲット選定して

プロモーションを掛けていますので、

これまでターゲット先であった施設でも

ターゲット外になる所が出て来ます。

  

  

だって、物理的に無理でしょ!

200 施設もターゲットを持って

稼働できますか?

  

  

どんなに多くても 1 MR当たり

100 施設位に絞りませんか?

  

  

ターゲットマークが外れた施設は

どうなるのか? 

  

問い合わせ対応先になります。

  

  

一応は、これまでの関係性を加味して

意識はするけど、Non ターゲット先と

変わらない状況に。

  

多分、最初の半年位は気になると

思うけど、気付けばそれが当たり前に

なっているはず…

  

  

医師側からすると、ターゲット選定は

メーカーの勝手だから、自分達に

どの様なマークが付いているのか、

気にしていないとは思いますが

MR が来なくなれば、話は別。

  

  

継続訪問しているメーカーの

薬剤に切り替えるだけ…

  

  

情報は、Net で何でも取れる時代に

なりましたけど、MR の訪問でしか

得られない情報もありますよね。

  

もちろん、内容は

ここでは書けないけど…

  

  

昔は医師から選ばれる MR になれ!

って言われましたけど、もう

そんな時代ではなくなるのです。

  

  

医師を訪問する MR がどんどん

減って行くわけですから、

選びようが無くなります…

  

  

それでは、また。

  

  

  

西村 卓

(S-POWER HRコンサル 代表)

作成者: 西村 卓

大学院修了後、MRとして内資製薬企業に入社し、4年後に外資製薬企業に転職。  MR職としては、新人からラインマネージャーに昇格するまでの全期間で大学を担当し、東大病院は9年担当。 ラインマネージャー昇格後は、3地域で計11年の所長職を経験。 所長職の途中、1年間、本社営業戦略部門で業務も経験。 現在は医療施設の事務長として勤務しつつ、キャリアコンサルタントとしてのコンサル対応、人材育成や開発、転職サポートを行っています。

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