SPIN話法に時間を掛けた間に
MRの転職事情に大きな変化が
生じています。
何だと思います?
去年の夏ごろからスタートした
外資3社の手上げ組が転職市場に
出揃い、なんだかんだしている間に
次なる手上げの話が出て来て、
夏に向けて3社が動いているのは
ご存知でしょ?
その影響は、どこに来ていると
思いますか?
CSOが保有しているプロジェクト
案件数がかなり減少しています。
企業が手上げをする時には、
まず派遣MRとの契約を切ります。
厳密には、当該プロジェクトの
CSOとの契約を終了させます。
当然そうですよね~。
契約社員を残して、社員に手上げ
させることは、ありませんから…
これから手上げを始める
外資の2社では、100人規模で
CSOを活用されている様ですから
200人位のMRが派遣終了となります。
CSOの社員はもちろんですが、
有期契約で期間が残っている方にも
派遣先が決まらなくても給与は
支払わなければなりません。
入って来る原資が無いのに給与の
支払いがある…
会社とすれば大変なことですよね。
故に、CSO各社では、派遣先から
戻って来る予定のMRに対して
次のプロジェクトを早急に探して、
提案していかなければなりません。
となると、既にCSOの面接に合格し
プロジェクト待機になっている方への
打診の優先順位が下がりますし、
これから新たにCSOにチャレンジ
する方の選考過程にも影響が出ます。
のんびりしていると、MRとしての
仕事がなくなるかもしれませんよ…
それでは、また。
西村 卓
(S-POWER HRコンサル 代表)