Vol.267:一番は?

一番苦労することは

傘下に複数の職種が入ること。

  

  

製薬企業のマネージャーの場合

営業職であれば、部下は全員MR。

マーケであれば、各製品のプロマネや

アシスタントプロマネ。

戦略部門であれば、各製品の

戦略要員や企画担当者。

  

  

この場合のマネージャーは

ファーストラインマネージャーや

セカンドラインマネージャーのこと。

  

  

本部長クラスになれば、 営業部隊

だけでなくマーケ、戦略部門も

傘下に入ることがあります。

  

内資であれば、支店長もそうかも。

支店総務や企画部門が傘下に入る

ことがあります。

  

  

なぜ、複数の職種が傘下に入ると

苦労する、大変なのか?

  

 

それぞれの職種で共通言語が

異なるから。

  

ある程度、それらの内容を理解して

組織運営に当たる必要があるから。

  

  

「理解する」=「覚えることが多い」

から大変なのかと言うと、

そうではありません。

 

それぞれの職種においての

目的/目標が異なるから

「整理する」ことが大変なのです。

  

  

施設としてのベクトルは

質の高い医療の提供による

地域住民や患者さんへの貢献、

施設の売上Upになります。

  

その下層では、職種が異なることから

ベクトルがあっちこっちに向いていて

それを整理して同一方向に向けるのが

大変なのです。

  

具体的に言うと… 次回につづく!

  

  

それでは、また。

    

  

西村 卓

キャリアコンサルタント:23004788

㈱WEEC:シニア・コンサルタント

S-POWER HRコンサル:代表

作成者: 西村 卓

大学院修了後、MRとして内資製薬企業に入社し、4年後に外資製薬企業に転職。  MR職としては、新人からラインマネージャーに昇格するまでの全期間で大学を担当し、東大病院は9年担当。 ラインマネージャー昇格後は、3地域で計11年の所長職を経験。 所長職の途中、1年間、本社営業戦略部門で業務も経験。 現在は医療施設の事務長として勤務しつつ、キャリアコンサルタントとしてのコンサル対応、人材育成や開発、転職サポートを行っています。

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