Vol.9:「P」って何?

PDCAのP、Plan:計画 です。

 

目標を立てて、その目標に対して

実行・行動計画を立案すること

 

そうなのですが…

 

 

例えば、新薬の〇〇が発売!

今期のKPIはターゲット施設での

採用100%!

 

となった場合、目標は…

 

「全施設に、採用させる」になります。

 

 

ターゲット施設が100軒あった場合、

目標は、明確ですが同じ行動計画で、

全ての施設をカバーすることが

果たして、できるでしょうか?

 

予定した行動計画がハマる施設もあれば

全く反応しない施設も出てきます

 

 

となると、最終目標100軒に

採用させるためには、複数の

行動計画を用意する必要が出てきます。

 

A の施設は ① のパターンで、

B の施設は ② のパターンで、

C の施設は ③ のパターンで…

 

さすがに、100パターンまでは

必要ないかもしれませんが…

それなり数のパターンは

事前に用意する必要があります。

 

1 つの目標に、多数の行動計画…

どうやってフォローしますか?

情報整理に戸惑いませんか?

 

 

であれば、大きな目標を細分化して

小さい目標に設定し直してみては

いかがでしょうか?

 

 

目標は、A施設で新薬 〇〇を

採用させる…

その目標に対しての行動計画は…

1. ・・・

2. ・・・

3. ・・・  と 言った感じ。

 

階層を下げた目標に変えることで

より具体的になりませんか?

 

具体的な目標と行動計画が見えると、

実際の行動につなげやすくなります。

 

具体的な目標 = 小さい目標 を管理して

気が付けば、大きな目標を達成する。

 

これが、目標の階層分解です。

 

 

目標の設定は、

具体的に把握・理解できるレベルまで

階層を下げて、細分化する

 

これが「P」を設定する上でのコツです!

 

 

続きは、次回…

 

 

それでは、また!

 

Eagle Heart Association

副代表  西村 卓

作成者: 西村 卓

大学院修了後、MRとして内資製薬企業に入社し、4年後に外資製薬企業に転職。  MR職としては、新人からラインマネージャーに昇格するまでの全期間で大学を担当し、東大病院は9年担当。 ラインマネージャー昇格後は、3地域で計11年の所長職を経験。 所長職の途中、1年間、本社営業戦略部門で業務も経験。 現在は医療施設の事務長として勤務しつつ、キャリアコンサルタントとしてのコンサル対応、人材育成や開発、転職サポートを行っています。

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