Vol.127:MRのアウトソーシング化

今、10 %前後の MR が

アウトソーシングになっていることを

ご存知ですか?

  

  

いわゆるコントラクト MR です。

  

  

内資、外資、メーカー規模に関わらず

活用が進んでいます。

  

  

企業がアウトソーシングを活用する

メリットはどこにあるのか?

  

一番は薬剤のサイクルに合わせた

人的リソースの確保でしょうね。

  

  

一般的に、薬剤の発売直後は認知度を

上げるために製品 Call 数を上げます。

  

そのためには、人手が必要です。

  

発売して数年経ち、売上目標に到達した

売上がプラトーになりつつある…

となると通常のディテーリング活動で

対応する様になりますので

人的リソースは減らすことになります。

  

  

もし、新薬に向けて MR を雇用したら

LOE を迎え後発品が発売されても

雇用し続けなければなりません。

  

売上が全盛期の 1~2 割になっても…

  

  

新薬が継続的に発売されるサイクルが

出来上がっている企業では、MR の

人的リソースを上手く回せますが…

  

現状で、そんなメーカーはありません。

  

となると、自前で人的リソースを確保

するより、外部に委託して必要な期間

のみ確保する方が、経営上もメリットが

あるのです。

  

  

一旦、雇ったら給料を払い続けないと

いけませんし、福利厚生にも

かなりのお金が掛かりますから…

  

  

社員として MR 活動を行っているので

あれば、会社が支払っている経費分

以上の活動ができているか、

一度考える機会を持って下さい。

  

  

Eagle Heart Association では、

将来を考える時のサポートとなる

セミナーを開催しています。

  

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5月20日(金)20 時~

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それでは、また。

  

  

Eagle Heart Association

副代表  西村 卓

作成者: 西村 卓

大学院修了後、MRとして内資製薬企業に入社し、4年後に外資製薬企業に転職。  MR職としては、新人からラインマネージャーに昇格するまでの全期間で大学を担当し、東大病院は9年担当。 ラインマネージャー昇格後は、3地域で計11年の所長職を経験。 所長職の途中、1年間、本社営業戦略部門で業務も経験。 現在は医療施設の事務長として勤務しつつ、キャリアコンサルタントとしてのコンサル対応、人材育成や開発、転職サポートを行っています。

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