Vol.131:社会構造の変化

MR を取巻く環境が変わってきた

背景には社会の変化もあります。

  

  

日本では数百年にわたって

「お家」制度が続いていました。

  

武士の家に生まれたら武士になり、

農家に生まれたら農民になり、

職人や商人の家に生まれたら

家業を継ぐ。

  

  

戦後は「お家」が「会社」にすり替わり

国が企業を競争から護る、

企業が従業員とその家族の生活を護る、

結果として国民の生活が護られる…

  

いわゆる護送船団方式に基づいた

生活保障システムが機能していました。

  

  

1990 年代以降、グローバル社会の

進展による国境の希薄化、

製薬業界でも外資の台頭がみられ

た様に、世界的規模での競争激化により

護送船団方式に基づいた生活保障

システムが限界を迎えつつあります。

  

  

簡単に言うと、グローバルな競争に疲弊

する企業が増える中、従業員と家族を

護ることが難しくなって来ています。

  

  

MR も会社が護ってくれる状況では

無くなってきていますので、

会社に依存する生き方を見直し

自立(自律)した MR になる必要が

あります。

  

  

護送船団方式によって

脱落者を出さずに守る…

  

今、会社は脱落者を出したくて

仕方ないのでしょうね。

  

  

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それでは、また。

  

  

Eagle Heart Association

副代表  西村 卓

作成者: 西村 卓

大学院修了後、MRとして内資製薬企業に入社し、4年後に外資製薬企業に転職。  MR職としては、新人からラインマネージャーに昇格するまでの全期間で大学を担当し、東大病院は9年担当。 ラインマネージャー昇格後は、3地域で計11年の所長職を経験。 所長職の途中、1年間、本社営業戦略部門で業務も経験。 現在は医療施設の事務長として勤務しつつ、キャリアコンサルタントとしてのコンサル対応、人材育成や開発、転職サポートを行っています。

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