Vol.189:50代MRの転職事情 ②

これは、また別の話。

   

   

ある、50 代後半の MR の方ですが

CSO の面接を受けて、専門領域の

経験もあって、無事合格されました。

  

  

50 代になれば、CSO の正社員になる

ことはなく、契約社員です。

  

  

ですので、派遣されるプロジェクトが

来るまでは、待機になりますし

もちろん給与は出ません。

  

  

その方、運よく希望勤務地で

プロジェクトの話が来たのですが、

派遣予定先である大手メーカーの

良い噂を最近聞かないことから、

躊躇されているとのこと。

  

  

もちろん、行きたくないのに行く必要は

ありませんが、次が無いかもしれないと

条件がついたらどうされますか?

  

  

50 代以上の方で、勤務地であったり

領域であったり、ある一定の条件を

付けて待機している場合、

来たものを一度断ると、

次のプロジェクトへの選考時に

待機順位が下がります。

  

  

せっかく、話を持って来たのに

断られたら、また次を持って行っても

断られるかもしれない…

  

じゃあ、別に人に話を振るかって

なりますよね。

  

  

これが現実です。

  

  

故に、決断をするための優先順位を

決めておいた方が良いかと思います。

   

  

それでは、また。

  

 

   

西村 卓

(S-POWER HRコンサル 代表)

作成者: 西村 卓

大学院修了後、MRとして内資製薬企業に入社し、4年後に外資製薬企業に転職。  MR職としては、新人からラインマネージャーに昇格するまでの全期間で大学を担当し、東大病院は9年担当。 ラインマネージャー昇格後は、3地域で計11年の所長職を経験。 所長職の途中、1年間、本社営業戦略部門で業務も経験。 現在は医療施設の事務長として勤務しつつ、キャリアコンサルタントとしてのコンサル対応、人材育成や開発、転職サポートを行っています。

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