Vol.190:50代MRの転職事情 ③

50 代に入るとメーカー MR への道は

かなり狭まります。

  

  

企業のホームページ上の採用欄に

掲載される案件には、年齢要件の

記載がないことが多いですけど、

エージェントを介しての募集では、

明確に記載があります。

  

  

1~2 歳はオーバーしていても

応募することは可能ですが、

10 分の 1 前後の書類選考通過率

から考えますと、かなり厳しい

ことが分かると思います。

  

   

となると、次は CSO で MR を… 

ですが、50 歳を超えると派遣対象と

なるプロジェクトの数が減ります。

55 歳以上では、1 割以下。

  

  

この様な状況であれば、

悠長なことを言って、プロジェクトを

選り好んでいる場合ではありません。

  

  

1 つの CSO でプロジェクトを待って

いても、いつ来るか分かりません。

  

同じ待つのであれば、複数の CSO で

プロジェクト待ちした方が

可能性は高くなりませんか?

  

  

もちろん、複数の CSO に応募して

面接を受ければ、

「弊社以外にも受けられていますか?」

と聞かれることもあると思いますが、

その時は「はい、返事待ちの状態です」

とでも答えておきましょう。

  

  

複数の CSO で待機となった場合、

それぞれの給与や待遇が分かりますので

それを踏まえて、自身の中での

優先順位化もできると思います。

  

  

次回は、40 代 MR に行きます!

  

  

それでは、また。

  

  

  

西村 卓

(S-POWER HRコンサル 代表)

作成者: 西村 卓

大学院修了後、MRとして内資製薬企業に入社し、4年後に外資製薬企業に転職。  MR職としては、新人からラインマネージャーに昇格するまでの全期間で大学を担当し、東大病院は9年担当。 ラインマネージャー昇格後は、3地域で計11年の所長職を経験。 所長職の途中、1年間、本社営業戦略部門で業務も経験。 現在は医療施設の事務長として勤務しつつ、キャリアコンサルタントとしてのコンサル対応、人材育成や開発、転職サポートを行っています。

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