Vol.194:40代MRの転職事情 ④

今回から 40 代後半の MR に向けて。

  

  

実は 40 代後半が一番微妙です。

  

  

メーカーのホームページで MR の

採用情報を見ると、年齢要件の

記載がないことがほとんど。

※採用があれば… ですけど…

  

年齢や性別、学歴を始めとして国籍や

宗教と言ったことで差別をしない…

いわゆるダイバーシティへの取組み

姿勢を見せることは Must ですから

書けないのが本当のところ。

  

  

一方で、転職エージェントを使って

候補者を集める時には、当然のように

年齢要件の記載があります。

  

  

「本音」と「建前」の世界。

  

  

で、良く見る年齢要件の上限は 45 歳。

  

その年齢を超えたら無理なのか?

  

そんなことはありません。

  

募集要件にピッタリ当てはまって、

優秀な成績を残して来たような方

であれば、48 歳位までは選考の

テーブルに乗ることができます。

  

  

条件に合致した求人案件が無く、

メーカーを諦めてコントラクト MR を

選択する場合は、社員として入社

するのか、契約社員になるのかの

境目になる年齢帯になります。

  

  

ただ、CSO で基準が異なるので

転職を検討する際には、必ず事前に

確認する様にして下さい。

  

  

40 代までは社員、50 歳を超えると

契約社員とよく耳にしますが、

必ずしもそうではないことを

頭の片隅に残しておいて下さい。

  

  

それでは、また。  

  

  

   

西村 卓

(S-POWER HRコンサル 代表)

作成者: 西村 卓

大学院修了後、MRとして内資製薬企業に入社し、4年後に外資製薬企業に転職。  MR職としては、新人からラインマネージャーに昇格するまでの全期間で大学を担当し、東大病院は9年担当。 ラインマネージャー昇格後は、3地域で計11年の所長職を経験。 所長職の途中、1年間、本社営業戦略部門で業務も経験。 現在は医療施設の事務長として勤務しつつ、キャリアコンサルタントとしてのコンサル対応、人材育成や開発、転職サポートを行っています。

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