Vol.199:30代MRの転職事情 ③

前回、30 代前半であれば、

新たな環境にチャレンジできる

機会が多くあると書きました。

  

  

確かに求人案件は、多数あります!

  

  

一方で、条件を踏まえて求人情報を

見ると、案件は一気に減ります。

  

特に給与、年収面がポイントですね。

  

  

転職を考える際の年収条件は、現状

維持が最低ラインになっていませんか?

  

  

製薬業界、MR から飛び出して

年収を維持できる仕事がどれ位

あるのかご存知ですか?

  

あったとしても、それに見合った

スキル・経験をお持ちですか?

  

  

MR って平均で見ても、給与水準は

めちゃくちゃ高いです。

  

 

大手製薬メーカーの MR であれば、

30 代半ばで、他の製造業と比較して

2~300 万は高いと思います。

  

  

総合商社、コンサルファーム、マスコミ

金融大手、IT 関連企業に転職すれば、

年収維持は可能だと思いますが、

そもそも採用してもらえるでしょうか?

  

  

となると、「下働き」ではないですが

一旦は下がっても、また徐々に上げて

行けば良いだけ。

  

MR として働く環境の縮小化が進み

仕事がなくなる前に、新たな環境へ

一歩を踏み出しておく方が

将来に亘って安定するかもしれませんし

総収入も多くなるかもしれません。

  

  

まずは、自身で最低ラインを決めて、

その条件が確保できるのであれば、

積極的にチャレンジすることを

お薦めします。

  

    

それでは、また。  

  

  

  

西村 卓

(S-POWER HRコンサル 代表)

作成者: 西村 卓

大学院修了後、MRとして内資製薬企業に入社し、4年後に外資製薬企業に転職。  MR職としては、新人からラインマネージャーに昇格するまでの全期間で大学を担当し、東大病院は9年担当。 ラインマネージャー昇格後は、3地域で計11年の所長職を経験。 所長職の途中、1年間、本社営業戦略部門で業務も経験。 現在は医療施設の事務長として勤務しつつ、キャリアコンサルタントとしてのコンサル対応、人材育成や開発、転職サポートを行っています。

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