Vol.218:New ニューノーマルな稼働 ③

仮にターゲット施設を 100軒に

絞ったとして、全施設に訪問

できるでしょうか?

  

無理ですね!

 

 

コロナ禍での訪問規制が継続している

施設、アポイント制に移行した施設、

訪問ルールが厳格化された施設…

  

 

担当エリアの拡大による施設間の

物理的な距離や時間から、訪問し

難い施設が出て来ます。

  

  

たぶん、リアルに訪問する先と

オンライン対応に切り替える先の

2 つに分類して、それぞれで

稼働の予定を組むようになると

予想します。

  

第 1週は月・水・金で稼働に出て

火・木はオンライン対応。

第 2週はその逆、みたいな感じで…

  

  

リアル稼働する際は、稼働計画を

立てて、それに従って稼働することに

なりますが、施設間の距離があると

非効率になります。

  

  

そうなると、拠点から遠い施設は

オンライン先になります。

  

  

顧客側はどうでしょうか?

  

メーカーの都合を理解して…

なんてことは無いですよね。

  

  

やっぱり、MR と医療従事者間の

関係性は希薄になって行きます。

  

  

人間関係構築 ⇒ 処方増 の

構図が無くなって

製品力 ⇒ 処方増 になる。

  

本来あるべき姿なのですが、

全ての人が肚落ちするまでには

まだまだ時間が掛かりそうです。

  

  

まさに、移行期!

  

  

これからの MR はどうあるべきか?

一度、現場を覗きに行きたく

なっています。

  

  

それでは、また。

  

  

西村 卓

(S-POWER HRコンサル 代表)

作成者: 西村 卓

大学院修了後、MRとして内資製薬企業に入社し、4年後に外資製薬企業に転職。  MR職としては、新人からラインマネージャーに昇格するまでの全期間で大学を担当し、東大病院は9年担当。 ラインマネージャー昇格後は、3地域で計11年の所長職を経験。 所長職の途中、1年間、本社営業戦略部門で業務も経験。 現在は医療施設の事務長として勤務しつつ、キャリアコンサルタントとしてのコンサル対応、人材育成や開発、転職サポートを行っています。

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