コンサルティング営業の具体的
事例を共有したいと思います。
MR に関連した内容の方が良いの
ですが、一般的な例で行きます。
IT 関連の営業(営)の方が、新たな
顧客(顧)と名刺交換をする場面です。
営:〇〇さんはどういった内容の
事業をされているんですか?
顧:はい、うちの事業は…
営:なるほど…、とても面白そうな
事業をされていますね。
今後、どの様な事業展開を
お考えですか?
顧:現在、取組んでいる事業が順調に
伸びているので、まずは、社員数を
増やしていきたいですね
営:そうなんですね~。
そのために何か具体的に取組まれて
いることって、ありますか?
顧:採用に力を入れ始めています!
営:実際に、採用の進捗状況は
いかがですか?
顧:求人媒体やハローワークに
求人情報を掲載しているのですが、
なかなか、反応がなくて…
営:そうなんですね。
SNS を活用された採用活動は
されていますか?
顧:いや、してないですが…
それはどの様な方法ですか?
営:SNS の投稿で会社のPRをしながら
募集を呼び掛ける方法です。
この方法で、〇人以上の採用が
できた会社もあります!
顧:それはすごいですね!!
営:実は弊社では、SNS を活用した
採用支援のサービスをやって
いまして、もし宜しければ
詳しくお話させて頂きますが
いかがでしょうか?
顧:ぜひ聞いてみたいと思いますので
宜しくお願いします!
この例では、最初から SNS に関連した
話から入るのではなく、将来の目標の
質問をきっかけにして、相手の課題を
具体的に把握し、その内容に沿った
提案をした事例です。
顧客が持ち合わせている課題を把握し、
コンサルティング営業が可能となれば、
当然、営業成績も変わっていきます。
もともと、MR の製品情報提供は
コンサルティング営業に近いですが、
その技を磨き続け、意識すること、
ここが一番大切です!
一度、自身の情報提供が
コンサルティング営業になっているか
実際の情報提供場面を録音して、
確認してみても面白いと思いますよ。
それでは、また。
西村 卓
(S-POWER HRコンサル 代表)