Vol.198:30代MRの転職事情 ②

30 代での他業界/職種への

チャレンジですが、35 歳を境に

環境がガラッと変わります。

  

  

35 歳、ギリギリ 36~7 歳位までは

業界を変える、職種を変えることも

比較的容易ですし、求人案件も数多く

あります。

  

もちろん、受かるかは別ですけど…

  

  

その境を超えると…

  

少なからず、これまでの経験を活かせる

業界、職種に絞られてくる感じ。

   

  

40 前後って、体力・知力共に

一番充実している時ですから、

どの企業でも一番動いて欲しい、

一番活躍して欲しい年代です。

  

年齢は合致しても、経験値の低い方は、

企業側から見るとメリットは少なく

リスクは増える!です。

  

  

ですから、30 代半ばまでに採用して

教育して、自立した状態にして

40 代を迎えさせたい。

  

経営者であれば、当然考えることです。

  

  

30 代前半まではチャレンジ

30 代後半からは即戦力 

と採用の条件・環境が変化することを

認識すれば、分かりやすいと思います。

  

  

最近、30 代半ばの MR と会話しました。

  

「会社、辞めます!」

「紹介できる案件、いくつかあるよ!」

「私は、個人事業主でやりたいことが

 あるので…、先輩なんですけど、

 紹介できる案件って、あります?」

「何歳?」

「40歳ちょっと」

「そうかぁ~、ちょっと探さないと…」

  

これが、30 代の前半と後半以降の方

との違い、現実!

  

  

それでは、また。  

  

  

  

西村 卓

(S-POWER HRコンサル 代表)

作成者: 西村 卓

大学院修了後、MRとして内資製薬企業に入社し、4年後に外資製薬企業に転職。  MR職としては、新人からラインマネージャーに昇格するまでの全期間で大学を担当し、東大病院は9年担当。 ラインマネージャー昇格後は、3地域で計11年の所長職を経験。 所長職の途中、1年間、本社営業戦略部門で業務も経験。 現在は医療施設の事務長として勤務しつつ、キャリアコンサルタントとしてのコンサル対応、人材育成や開発、転職サポートを行っています。

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