前回、エンプロイアビリティ…
企業を超えた横断的な市場価値を
含んだ職業能力について書きました。
しかし、市場価値を知ることは
職種別労働市場が確立していない
日本では明確とは言えません。
「人材ニーズ調査」と言うデータが
あります。
企業が採用に当たって重視している
項目に関して、3 回に渡って調査実施
されています。(H 11~16 年度)
結果の一部ですが、中途採用市場に
おいて企業が最も必要としているのは
「基本能力・性格・思考」であり
全求人数の 72 %となっています。
2 番目に重視されるのが
「実務経験」で 50 %、
次いで「資格」の 49 %
実務経験や資格は履歴書にも
職務経歴書にも書きますので
すぐに判りますが、
「基本能力・性格・思考」って
自身で説明すること難いですよね。
そこで「能力構造」を知っておく
ことが大切になります。
「能力」の捉え方には 3 つあります。
1 つ目、職務遂行に必要となる特定の
知識・技能などの顕在的なもの
2 つ目、協調性、積極性等、職務遂行に
当たり各個人が保有している思考特性
や行動特性に関わるもの
3 つ目、動機、人柄、性格、信念、
価値観等の潜在的な個人的属性に
関するもの
1 と 2 は顕在化された見える部分で
3 は見えない部分。
まぁ、人間の能力を定量的に分析
することは容易でないので、
能力の棚卸をされる際には、1 つの
視点として活用してみて下さい。
自身で見直しがなかなかできない
と言う場合にはコーチングが最適。
お試しセッションをご用意しています。
■ライフコーチング &
管理職専門コーチング
それでは、また。
Eagle Heart Association
副代表 西村 卓