Vol.138:自己概念

コロナ禍で MR の稼働環境が大きく

変化したことは言うまでもありません。

  

  

その様な変化に適応するために

「自己概念」が重要な役割を

担っています。

  

  

そもそも「自己概念」って何?

  

簡単に言うと…

  

「自分自身をどう捉えているか」と

言うもので、例えば、何をしている時に

楽しいと感じるか、自分はこんな性格だ

と言った自己認識になります。

  

  

キャリアに関する理論で言うと、

個人が主観的に築いてきた自己概念と

他者からの客観的な指摘を取込み

築いてきたもの、この2つが統合して

成り立ち、家庭や学校、職場等の

社会影響を受けながら、乳児の頃から

時間を掛けて形成されます。

  

  

そして、自己概念には肯定的と

否定的があります。

  

肯定的自己概念は、人を積極的に

動かし、適応や成長を促します。

  

一方、否定的自己概念は

自信を失わせ、自尊感情を低くし、

消極的な行動や不適応につながります。

  

  

この自己概念、変化に対して抵抗する

と言う特徴があり、現実と乖離した状況

でも、簡単に変化することができない

性格を持っています。

  

  

MR の稼働環境が大きく変化し

会社からの指示内容が大きく変わった…

その指示に従い、行動し、結果を

残しに行こうとするのも、

コロナ以前の稼働が良かった、以前の

様な稼働パターンを続けようとするのも

自己概念の影響を受けるからです。

  

  

あなたは、どんな自己概念で自分を

コントロールしてますか?

  

  

そんな自身の考え方、潜在意識の

顕在化にもコーチングは役立ちます。

  

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それでは、また。

  

  

Eagle Heart Association

副代表  西村 卓

作成者: 西村 卓

大学院修了後、MRとして内資製薬企業に入社し、4年後に外資製薬企業に転職。  MR職としては、新人からラインマネージャーに昇格するまでの全期間で大学を担当し、東大病院は9年担当。 ラインマネージャー昇格後は、3地域で計11年の所長職を経験。 所長職の途中、1年間、本社営業戦略部門で業務も経験。 現在は医療施設の事務長として勤務しつつ、キャリアコンサルタントとしてのコンサル対応、人材育成や開発、転職サポートを行っています。

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