Vol.85:引出しの種類

引出しって、実際、何なの?

  

  

まぁ、当然の質問です。

  

  

見えるものでは無いですからね…

  

  

私のイメージでは、知識・スキルの

引出しと担当医師の引出しがあります。

  

知識・スキルの引出しは、これまで

書いてきた通り、質問 A に対しての

回答 B といった、パターンとして

出来上がった 1つ 1つの対応のこと。

  

  

スキルも一緒で、

この様ケースではこう対応するとの

パターンの 1つ 1つのこと。

  

  

担当医師の引出しとは…

  

ある大きな病院を担当していて、

多くのターゲット医師がいることを

イメージして下さい。

  

院内の廊下を歩いていたら、

前からターゲットの A 医師が

こちらに向かって歩いてきます。

  

その時、とっさに A 医師に対して、

前回の面談で話した内容、

もらった宿題、今日話す内容や

確認すべきこと 等々

  

A 医師に割り当てたファイルを頭の

中で展開して、瞬時に対応する…

    

この様な医師別の情報整理を

「医師の引出し」として

イメージしています。

  

「引出し」は古いか…

「ファイル」にした方が良いかも。

  

なにせ、これを考えたのは 25 年も

前のことですから、ご容赦下さい。

  

  

医師の引出しは、頭の中に

施設別、科別の棚があって、

そこに医師別の引出しが並んでいて、

面会予定のない医師であっても

「あっ、あの先生がいる」となった時に

その医師の引出しをパッと開けて

即対応する。

  

  

GP 施設では、この瞬時の対応は

必要ないですが、医師別に引出しを

作って整理しておくことは必要です。

   

  

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それでは、また。

  

  

Eagle Heart Association

副代表  西村 卓

作成者: 西村 卓

大学院修了後、MRとして内資製薬企業に入社し、4年後に外資製薬企業に転職。  MR職としては、新人からラインマネージャーに昇格するまでの全期間で大学を担当し、東大病院は9年担当。 ラインマネージャー昇格後は、3地域で計11年の所長職を経験。 所長職の途中、1年間、本社営業戦略部門で業務も経験。 現在は医療施設の事務長として勤務しつつ、キャリアコンサルタントとしてのコンサル対応、人材育成や開発、転職サポートを行っています。

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