Vol.136:能力構造

前回、エンプロイアビリティ…

企業を超えた横断的な市場価値を

含んだ職業能力について書きました。

  

しかし、市場価値を知ることは

職種別労働市場が確立していない

日本では明確とは言えません。

  

  

「人材ニーズ調査」と言うデータが

あります。

  

企業が採用に当たって重視している

項目に関して、3 回に渡って調査実施

されています。(H 11~16 年度)

   

結果の一部ですが、中途採用市場に

おいて企業が最も必要としているのは

「基本能力・性格・思考」であり

全求人数の 72 %となっています。

  

2 番目に重視されるのが

「実務経験」で 50 %、

次いで「資格」の 49 %

  

  

実務経験や資格は履歴書にも

職務経歴書にも書きますので

すぐに判りますが、

「基本能力・性格・思考」って

自身で説明すること難いですよね。

  

  

そこで「能力構造」を知っておく

ことが大切になります。

  

「能力」の捉え方には 3 つあります。

  

1 つ目、職務遂行に必要となる特定の

知識・技能などの顕在的なもの

  

2 つ目、協調性、積極性等、職務遂行に

当たり各個人が保有している思考特性

や行動特性に関わるもの

  

3 つ目、動機、人柄、性格、信念、

価値観等の潜在的な個人的属性に

関するもの

  

1 と 2 は顕在化された見える部分で

3 は見えない部分。

  

  

まぁ、人間の能力を定量的に分析

することは容易でないので、

能力の棚卸をされる際には、1 つの

視点として活用してみて下さい。

  

  

自身で見直しがなかなかできない

と言う場合にはコーチングが最適。

  

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それでは、また。

  

  

Eagle Heart Association

副代表  西村 卓

作成者: 西村 卓

大学院修了後、MRとして内資製薬企業に入社。  新人MRから都内の大学担当となり、2大学を担当した後に外資製薬企業に転職。   転職後も都内の大学及び大病院を担当し、東大病院は9年間担当。 14年間のMR期間を経てラインマネージャーに昇格し、3地域で計11年の所長職を経験。 所長職の途中、1年間、本社営業戦略部門での業務経験あり。  これまでの経験を活かし、人材育成・開発・紹介を行います。

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