Vol.180:ルール変更!

今日は趣味の話。

  

  

私の趣味、ベンチプレスが

大変なことになっています。

  

来年から競技ルールが変更されます。

  

  

簡単にルールを説明すると…

  

ベンチ台に寝て、自己申告した重さに

なったバーベルをラックから外して

持ちます。

  

主審の「スタート」との合図を受けて、

バーベルを降ろし始めて

体に接地させ、止めたところで

「プレス」と合図が掛かるので、

それを聞いてから挙上。

で、挙げ切ったところで「ラック」と

合図が掛かるので、ラックに戻す。

  

これを 3 試技やるだけ。

   

   

一連の動作の中で、頭部とお尻はベンチ

台に接地していなければなりません。

足も浮かすことはできません。

主審の合図を無視してはいけません。

挙上途中でバーベルが下がるのもダメで

肘は伸びていないとダメ…

  

  

この競技において、運動量を減らす、

バーベルの移動距離を減らすことが

高重量を扱うには有利です。

  

頭部とお尻が台についていれば

ブリッジを高くしてバーベルの

移動距離を短くしてもルール上は

問題ありませんでした。

  

移動距離を短くすれば、少し肘を曲げる

だけで体に接地する様になります。

  

これは力ではなく、テクニック。

  

  

これで一部の選手はもの凄い記録を

残してきましたが、本来の競技の

意味合いから外れる、公平性が… 

という背景からのルール変更です。

  

  

新ルールは、バーベルを降ろした時に

肩の表面より肘の下面が水平以下に

下がっていること。

  

  

国際パワーリフティング連盟(IPF)は

このルール変更で影響を受けるのは

選手の 5 %と言っているのですが、

日本人選手はかなり影響を受けます。

  

  

私は体が硬いので、今までのフォーム

でも、なんら問題は無いのですが、

影響を受ける人は、フォームの修正を

迫られています。

  

  

あの人、すごい体柔らかいよね~。

めちゃくちゃブリッジ高いよね~。

羨ましい… と言った会話は

来年になったら無くなります。

  

  

ある意味、この変化が楽しみ。

  

  

それでは、また。

  

  

  

西村 卓

(S-POWER HRコンサル 代表)

作成者: 西村 卓

大学院修了後、MRとして内資製薬企業に入社し、4年後に外資製薬企業に転職。  MR職としては、新人からラインマネージャーに昇格するまでの全期間で大学を担当し、東大病院は9年担当。 ラインマネージャー昇格後は、3地域で計11年の所長職を経験。 所長職の途中、1年間、本社営業戦略部門で業務も経験。 現在は医療施設の事務長として勤務しつつ、キャリアコンサルタントとしてのコンサル対応、人材育成や開発、転職サポートを行っています。

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