Vol.184:MSLになるには…

MR から MSL になる…

どうしたらなれるのか?

  

ここからは私見も入りますけど、

ご了承下さい。

  

  

方法として最も容易なのは、現所属で

公募制(手上げ制)で、募集案内が

出たら申し込むこと。

  

当然、全員が採用される訳ではなく、

それ相当の審査が待ち構えています。

  

基準は会社によりますので、チャレンジ

する際は、過去の事例を参照ください。

  

  

次の方法としては、CSO の

MSL 募集に応募すること。

  

これは転職活動になりますので、応募に

際してはもちろん条件があります。

  

まずは大学担当の MR 経験。

これは、分院ではなく本院です。

で、複数大学の経験は尚可。

  

理系学部卒で、修士は尚可。

もちろん、PhD は優遇されます。

  

文系卒でも MBA 取得者は同じ様に

扱われます。

  

あと、重要視されるのが語学力。

海外文献を読むことが出来る程度は

必要とのことで、具体的な基準を明示

しているケースは少ないのですが

TOIEC で 730 点以上あれば、

問題ないでしょう。

  

  

さらっと書いてますが、選考を通過

するのは、かなり難しいです。

  

ご存知の方も多いと思いますが、

ネット上にとある CSO の MSL 募集の

案内が出続けていますよね。

  

昨年に比べて CSO から派遣する

MSL 数は 3 倍近くになっているとの

話も聞きますので、優秀な人材を集める

必要があるのはもちろんですが、

実は条件に合致して、面接をクリア

出来る方が少ないのです。

  

CSO によっては、現役 MR からの

採用に拘って、現役の MSL を採用

しないところもあります。

  

  

面白いですね~。

    

    

メーカーの MSL はどうなのか?

  

次回に続く…

  

  

それでは、また。

良い連休をお過ごし下さい。

  

  

  

西村 卓

(S-POWER HRコンサル 代表)

作成者: 西村 卓

大学院修了後、MRとして内資製薬企業に入社。  新人MRから都内の大学担当となり、2大学を担当した後に外資製薬企業に転職。   転職後も都内の大学及び大病院を担当し、東大病院は9年間担当。 14年間のMR期間を経てラインマネージャーに昇格し、3地域で計11年の所長職を経験。 所長職の途中、1年間、本社営業戦略部門での業務経験あり。  これまでの経験を活かし、人材育成・開発・紹介を行います。

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